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2024年11月24日
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最終回と新番組

2007年07月09日
ぐわっ
またも放置状態に
やりたいのはやまやまなんだけど身体がゆうことを聞かないのだ
そんな隙間からアニメチェック!

てわけで↓にみかけた最終回と見終った新番組感想(らしきもの)


あ、
それと夏コミの日程って17日からなんですな
他所の日記の書き込みですっかり10日〜の3日間だと思ってました
2人くらいそう書いてたもんだから…
あの人たちの夏コミはどっちだ(心配
ちなみに私は参加しません
体調に不安があるもので
でもその後の打ち上げとかあったら遊びにいくから呼んでください(笑)

↓ ↓ ↓
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アニメ感想を読む! "最終回と新番組"

国立ロシア美術館展

2007年06月23日
http://www.rusmuseum.jp/index_pc.html
東京都美術館(上野)2007/4/28〜7/8
金沢21世紀美術館8/25〜9/29
愛媛県美術館10/3〜11/11
天保山サントリーミュージアム2007/11/20〜2008/1/14
東京富士美術館2008/1/24〜3/23

すばらしい。
かつて見て来た展覧会の中でも1・2を争う質の高さ。ロシアの近代美術がここまで素晴らしいとは思わなかった。
少しでも絵画に興味がある人であれば、この展覧会は見逃してはならない。絶対に見ておいたほうがいい!見ないのは人生の損失。そこまで言うよ!(笑)

どういった傾向の絵画だったかというと、表面上の技術は写真と見まがうリアルな筆致であり、清澄な空気を感じる明るく冴えた色味、主題は社会の一場面を切り取ったかのようなドキュメンタリズム、 印象は対象への愛着やシンパシーが感じられる人なつこさ、そして悲愴な場面でも漂うロマンチシズム。
なんとなく、ロシア音楽やバレエの世界(バレエはロシアで音楽化、舞踏化されたものが多い…と思う)で展開される妙にリリカルで陶酔的な雰囲気は、こうした文化ゆえなのかと納得した。
誰が見ても美しいと感じ取れる、鮮やかな絵画たち。
目にここちよいひとときが味わえます。

感想のつづきはこちら "国立ロシア美術館展"

「ベルギー王立美術展」

2007年06月18日
ベルギー王立美術展
http://event.yomiuri.co.jp/royal/

1/6〜3/25 長崎県美術館
4/7〜6/24 国立国際美術館(大阪)

上野の西洋美術館にて2006年の年末まで開催のだったが、大阪ではまだ会期が残っているので蔵出し。
この感想を書いた時期は去年末です。
って出したっけ?


ざっくりした展示だったのでざっくりとみてきました。
ブリューゲル→ルーベンス→アンソール→マグリットという流れ。

なんつーか、ベルギー美術って西洋美術の中でやっぱりはみでてる(笑)。
底深い皮肉がひそんだ表現とそれを含んでもなお対象へ対する愛着を感じさせる、ふところ深く泥臭いベルギー美術。

感想の続きはこちら "「ベルギー王立美術展」"

生きてます 放置じゃないです

2007年06月16日
生きてます 

…かろうじて

ヲタ的に叫びたいことはたくさんありましたが
5月はいってから微熱続きでモニタを正視できぬありさま
仕事も支障がでてきそうだったんで
会社命令で仕事休んで病院で検査しまくり
しかし食生活のバランスの良さが際立つ結果がそこに
血液成分はびっくりするほど健康です(自慢
でも数日むやみに寝込んでみても熱は下がりませんでした(呆然
きっと人類の平熱は37度なんだ そうに違い無い
そう言い聞かせて仕事復帰
しかしヲタク活動までは手がまわらない くそー



そんなわけでせっかくひさしぶりにペン先買って来たのに無駄になりそうです
結構やる気満々になった時期もあったんだが…
仕事の他に集中力を使う余力がなかった 今もない
みんながんばってねー!!あたしの分までがんばってー




パソコンいじるのはしんどいんだけど
それができない間は園芸と美術鑑賞に燃えていました
庭に生えてるもので食事が賄えるのはいいことだ
しかしルッコラが生え過ぎて
毎日ルッコラのおひたしを食べるのも飽きてきた
しかし摘まないとプランターがボーボーに

そして療養休みなのをいいことに行きたい美術館を着々と攻略してきました
最初人ゴミで体温があがってヘロヘロになったので
それ以来全部車移動でしのぐ大人な判断
都内を車ででかけることの無謀さは
都内を走って駐車場を探して料金を払うと身に沁みるんだけど
(渋滞・なかなか見つからない・料金高い、の三重苦)
電車の人ゴミを回避できるなら安いものだ


というわけで
下のスレッドに美術館感想が続く

前に見て感想かいておいてそのままだったのも適当に上げていきます
時々アニメ感想もはさまりながら節操なくダラダラまた日記がかけたらいいなあ
沈黙が長い時はまた熱でダレてると思って下さい
熱はあっても別に病気じゃないみたいだから(というところが謎だが)心配なさらずー

「ロシア皇帝の至宝展」

2007年06月15日
「ロシア皇帝の至宝展」

江戸東京博物館(2007/3/20〜6/17)
大阪国立国際美術館(2007/7/10〜9/17)
http://www.tbs.co.jp/kremlin2007/index-j.html

ウワサではあんまり混んで無いってことなので安心していたら、どうやら団体さんがきていた模様。しかも高年齢の方ばかりがうじゃうじゃー

シップくさいわショウノウくさいわ得体がしれない匂いもするわで途中で「ごめんなさい‥」とか言って遁走したくなってしまった。
老人の海にもまれるのはひとつの暴力ではないだろうか…。



とりあえず、老人の波間からみてきたロシア皇帝モノ、非常におもしろかったです。
ロシアの歴史もロシア正教もわからない状態でみてたんだけど、見た目のインパクトは無知な状態で見ても充分伝わる豪奢さ。
これでもかっていう感じでキンキラキンでぐりんぐりんでドカーン!な工芸品の数々。こんなもの作ってるからその圧政にすりきれたロシア庶民が怒って革命起こしたんだったらしょうがないよなーと思うくらいにはバカゴージャス。ここまでくると笑える。

西ヨーロッパとの比較としては、同時期のイタリアがルネッサンスに花開いてる頃だというのに、ロシアは中世ゴシックをひきずっていて、宗教画も非常に旧いタイプの描き方がされている。画法も構図も12世紀のまま停まっているかのようだ。代表的なのはイコンで、聖人の描き方は中世の人体をあまり理解していないフランクさ。でもその周りを立体的に彩る金の打ち出し紋様の精巧さは非常に先端をいっている。このアンバランスさは西ヨーロッパの美術にはない。
その特異な雰囲気は時代がバロックのころに差し掛かっても同じで、中世っぽさはそのまま、金細工の精巧さはドイツの驚異的技術にもおとらないという、ゴシック好きにとってはたまらないセンスがそこに現れている。
宗教画の題材でいうと、イタリアドイツあたりではあんまり出て来ない聖人が多くてよくわからんかった。スペインイタリアで大流行りだったマグダラのマリアは全く影もない。
ロシア正教は10世紀に他のキリスト教と袂を分けたらしいけれど、マグダラのマリアがそれ以降に登場した逸話である、ということもここらへんから実感ができる。
いずれにしろ、ルネッサンスもバロックもロシアには遠い文化であって、ロシアにあらわれたバロック的なモノに関しては、本場ドイツのバロックよりももっと本来の意味でのネオゴシックだったのかなと感じる。(正確にはビサンチン美術なのだろうか)。

そしてそれらの時代をすっとばして突然女帝エカテリーナの時代にフランスロココ化する。18世紀になってやっと西ヨーロッパと時代がすりあってきた雰囲気。そしてエルミタージュ美術館(エカテリーナの隠れ家)は収蔵品を貯える。
でもそのあとナポレオンがロシア攻めしてきてフランス大嫌いになってしまうあたり、交流と戦乱は紙一重というか。

と、こんなことをダラダラと書いてしまいたくなる程度にはロシアの歴史を想像させる展示品でした。
司教や皇帝の豪奢という言葉ではおさまらない、贅の蕩尽の権化みたいな衣装を見てると、土地柄を考えても決して豊かではないだろうロシア庶民の怨嗟が立ち上ってくるような豪華への妄執みたいなモノも感じる。



あっ、そうそう、最初に展示してた腕輪や首輪、著しくケルト紋様クリソツなんだけどそこまでケルト民族は進出していたのだろうか。そういうの解説にかいておいてほしいなあ。江戸東京博物館は説明が足りなくて展示の仕方がへたくそなのがいただけない。もってくるモノはいいのに。がんばれ学芸員(ここでいっても。