日々

新番組感想その３
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ソウルイータ−
人の魂を喰らうキシンの魂を９９個、最後に魔女の魂をひとつ食べればデスサイズになれる武器、ソウルイータ−。普段は人の形をしてる。それを取り扱う職人の少女マカのお話。設定自体はありがちなんだけど、背景や構図までぴっちり世界観を造り込んでてなんか感心した。音楽の入れ方もいい。世界観がかたよってるので好き嫌いは分かれそうだけど、見てて楽しかった。ちょっとグレンラガンも思い出した。音のせいか？

ヴァンパイア騎士
少女マンガ的吸血鬼ネタはだいたい同じような路線をたどるのでこれもそうかと思ったら、意外に面白かった。ひとつの校舎を昼は人間、夜は吸血鬼が使っている。昼の生徒は吸血鬼とは知らず夜クラスの美形ぶりにまどわされてきゃーきゃー言っている。そこでトラブルが起きないように風紀委員（ガ−ディアン）として見回っているのが主人公のユキとゼロ。ユキは命の恩人の吸血鬼カナメに好意を抱いているが、ゼロは親を吸血鬼に殺されているので恨んでいる。でもゼロには…という感じ。描写を引き延ばすことなくさくさく展開しているのでなんとなく見れちゃうのかも。しかしOPが風小次のED歌ってた双児男性ユニットON/OFFなんだけど、少女マンガ絵柄だとBLみたいに聞こえるのが不思議（笑）。

あまつき１〜２話まで視聴
ぼんやり生きてる少年が急に江戸風な世界へ飛ばされる話。先に飛ばされてきていたケンカっ早い篠ノ女と共に元の世界に帰る術を探す話…みたいだけど、怪の者につけねらわれたりしそうなのでそっちが本筋かも。マレウドがそういう扱いなのは伝統だよな。江戸時代の決まり事を踏襲しつつ無視もしてるのでパラレルな江戸時代なのだろうか。そのあたりの説明が欲しい。しかしなんとなく見てしまう。この感じは前期のしおんの王に似てる。あ、同じDEEN制作だ。DEENって絵は崩れるし盛り上がったりもしないんだけど何となく見続けられちゃうのが多いな。

RD潜脳捜査官
IGはいつも仕事が丁寧だよなあ。アバンの仕掛けに盛り上がって、Aパートの女の子のムチムチぶりに驚いて、Bパートの老人の裸体に喝采した。ムチムチは狙い過ぎだと思ったけど、見ているうちにクセになってきたのでいいや（笑）。動きの描写（身体の皺とか）が精細でつい見入ってしまう。実際にはなさそうな細かい動きまであるのは気になるけど、それは最近の流行りなので仕方ないかも。ガルマ声の人が３０才と８０才を演じ分けてるのもすごいよ。普通に期待して視聴。

秘密
き　も　い　！（笑）　清水玲子だいなし、だいなし！（二回言う）原作は清水玲子で少女マンガ美麗絵柄なんだけど、キャラデの段階で青年誌仕様になってしまった（掲載が青年向けだからか？）。内閣調査室なんとかとかゴルゴアニメとだって馴染めそうですよ、清水玲子なのに（笑）そしてSEやBGMのボケぶり。展開のお粗末ぶり。初めもう見るのやめようかと思ったけど、あまりのひどさで駄ニメセンサーが反応しまくって眼が離せなくなってしまった（笑）。そういう意味で次回が楽しみ。しかし少女マンガテイストを理解していない人が少女マンガな人物像を描こうとするとこんなにキモチ悪くなるもんかと思った。今期は駄ニメ不足で腹筋を鍛えられそうもない、と思ってたら、こんなところに伏兵がいたとはなあ（笑）。

図書館戦争
書籍検閲が激しくなって、それに対抗する組織が発足。武力抗争にまで発展している世界。とはいってもバトルモノではない。自衛隊の訓練の日々みたいな雰囲気。１話でどういう方向性なのかうかがえなかったので公式を覗いたら、「王道ラブコメ」だそうだ。ノイタミナ枠らしく絵はとても丁寧で、堂上教官もかわいいけど掴みがイマイチ弱かった。それと１７０ｃｍの女は大女というほどではないし、１６５ｃｍの男もチビってほどじゃないと思うんだけど。そこだけじゃなくて色んな所が腑に落ちてこないお話。なんだろうなこの違和感。


多少の文句は書いてても
もう見なくていいやとまでは思わない程に今期は豊作
見てるとなんか盛り上がってくるのが「RD」と「ソウルイータ−」
展開が気になるのが「ヴァンパイア」
ぼんやりと見ていたい「あまつき」
どこまで清水玲子破壊をするのか気になるのが「秘密」
絵はきれいだけどひっかかりがないのが「図書館」


なんかいっぱい書いた気がするけどまだあるんだよな新番アニメ
それはまた後日（明日いけるかな