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2024年11月23日
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◇最終回感想その3

2007年10月05日
最終回感想その3 これで終りですよ


良作度☆ネタ度★ 各最高5個
(作画がくずれがないだけでも☆1つはつく。
ないのは作画も脚本も崩壊してる場合)

ヒロイック・エイジ【☆☆☆☆☆】
ラブ★コン【☆☆☆☆★】
史上最強の弟子ケンイチ【☆☆★★★】
精霊の守り人【☆☆☆☆☆】
天元突破グレンラガン【☆☆☆★★★★】



総評
設定の消化不良が少なくてラストきれいに終ったのが「ヒロイック・エイジ」
良くできていて人に勧めやすいのは「精霊の守り人」と「おおきく振りかぶって」
軽く見るのにキモチよく勧められるのが「ラブ☆コン」
時代劇好き・美術好き・ちょっと変ったところが好きな人には「モノノ怪」

次点で
それなりにたのしめて、時間があればオススメできそうなのが
「DARKER THAN BLACK」
「地球へ…」<これはギリギリかなあ

「グレンラガン」は好きな人とそうでない人がスッパリ分かれそう
濃いヲタクだとひっかかるところはどこかに絶対あるよ、とは思う(笑)



ロミジュリとか鋼鉄とかの「なんだそれ脚本」はおいておいても
ふーん で終る物語ばかりの最近のアニメの中では
ヒロイック・エイジの見事な脚本は目を見張る
冲方氏の仕掛け方と畳み方は本当にすばらしい
最初よかっただけに残念なのが「ぼくらの」だった
監督のウワサのブログを覗いたらすごいことになってた
ゴンゾたんはせめて大人を起用してください


精霊の守り人の
主人公バルサの父と
その父の頼みをきいてなんの見返りもなく
国全部敵にまわしてバルサを守り通すジグロ



資料が小さすぎてなに描いてんだかわからなくなってきたorz
もっとちゃんと描きたかった…


なんであんな理不尽な頼みを聞いたのか
視聴者も物語の中の人も含めてナゾだと思ってると思う

腐女子の考えることはひとつだがな!w


そんなわけで
最終回感想ラッシュ その3



ヒロイック・エイジ
正当派SFとして始まり、終った。広げた風呂敷がきれいに畳まれるのは気持がよいことです。その点においてピカイチ。ノドスのひとりが生き返った時には「え〜」と思ったけど、その後の展開への伏線らしいのでもう文句言わん(いや、まだちょっとあるw)。前にも書いたけど、SFに馴染みのない平井絵すきな人はこの設定で逃げ、設定を好む人は平井絵で逃げるということがありそう。どっちにしても勿体無いわ。そして子フートゥはえらいかわいい。おかんにしかられたりしてさ(笑)。そしてバカ兄弟が生きててびっくら。もしかして木星も戻ってるのか?木星が崩壊していく描写は思ってた以上にショックだったんだ。こんなに木星が好きだとは思わなかったほどに(クロボンのせいだろうかやっぱり)


ラブ★コン
ああ〜最後までかわいかったよ〜〜!やきもきしたよ〜!観ていて一番ホッとする作品だったかもしれない。少女マンガのアニメ化は解釈がキモチワルイのが多いけど、これはギャグが多いせいかポップでストレスなくみられた。高校3年間を2クールでやったのですごいスピードで時が過ぎたけど、あんまり気にならなかった。やっぱりキャラクターの性格の善し悪しは視聴後感(読後感とは言わないと思ってこう書いたけど語呂わるいなw)に多大に影響する。それぞれの心情に全部納得できるのがすばらしいね。きれいな脚本というのでは、もしかしてエイジよりも上かもしれない。


史上最強の弟子ケンイチ
努力し続け、人を信じる信念をつらぬいたケンイチ君、へたれ扱いされてたけど立派だよ。でてくる敵キャラが結構いいヤツばかりで再登場の時にはほほえましい気持に。悪巧みが上手いみかけ宇宙人の新島も賢くたちまわってるのであって根性曲ってるわけじゃないし。夏くんはいいツンデレだし(笑)。ジークはいいキテレツだし。オーディンはかわいい事にこだわっててかわいいし(はた迷惑でもあるけど)。師匠連中はいい味出してるし。秋雨先生ラブ(はぁと)。しかしオーディンの師匠はかわいい男の子を攫おうとしすぎです。少年でハーレム作るつもりか(笑)。この数カ月原作24巻分を買うか買うまいかずっと悩んでる…(買ったら所蔵分を捨てる方針だから一気に増えると悩ましい)


精霊の守り人
堅実な作りだった。少年の出産はあたらしい萌だとも思った(笑)。バルサの出来過ぎな描写とか、宮と和解したのになんで狩り場に篭ったのかわからんとか多少の?はあるものの、見せ方、心理描写、ストーリー構築、格闘描写、背景と非常に練りこんで作っている。あらゆる意味ですごい技術力。職人の匠の技だった。職人ゆえにはっちゃけないけど、このストーリーにはそれがハマっている。この作り方はアニメの技法ではなく、映画の技法を使っているので、アニメのわざとらしさが苦手な人に勧めやすい。最終回の右の小道の場面では泣いちゃった。ぶるぶるしたのは「虎よ!」の回だった。あの時のバルサの雄叫びはキタ。こういう演技ができる人を選んでるところがすばらしいよ。鍛冶屋での動きのない語りのみの回であれだけ言外に語る演出はアニメではそう見ない。それとジグロとバルサ父の関係がすごい知りたい。なんかいい妄想源になりそうなんだけど情報が足りない(笑)。


天元突破グレンラガン
正直まったくもって消化不良です。作品じゃなくて私が(笑)。すごいぎゅうぎゅうにつめこまれて濃かった。薄いひきのばし工作をしている作品が多いなか、こういうのはすごくいい。しかしそれゆえ観ている側は消化できないのだった。ロシウが大きくなったところから目を開いて観た感じなので、前半をもう一度見直すべきだろうなあ。しかし20年後はおもしろかったけど観ないほうがよかったような気が…ロシウが司祭様でシモンがロージェノム声ってわかるけどなんだか(笑)。ヴィラルの不老不死ぶりとオカマの不老ぶりがすごいのもおもしろい。いろいろといい妄想物件であることは確かだ。さすがガイナはヲタク心をわかってる!冷静になると破綻がたくさん見えそうだけど、イキオイで見るのがこれの醍醐味だと思う。





ヲタ友さんが
「今期結構良いものばかりだったから来期(10月からの分)が良く見えないのだろうか」
と言っていたのだけど、今期が特に良かったと思わなかった自分に、なんでだろうと思った。
過去の自分の感想を読み返してみて気が付いた。
去年の12月に最終回を迎えていた分がかなり良作揃いだったので、
それにくらべてパンチ力がないように感じてたのだった。
いい時は萌え系でもひっかかるモノが多い法則 …いやわかんないけど。
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Comment
無題
感想おつかれさました!
ちなみに20年後シモンはロージェノム声じゃなくて
ナレーションの人です
フフフ
そう思って見直すとじんわりくるかもこないかも
オカマさんはアンチエイジングに命を懸けてる笑
そーなの?
ナレーションの人かー
って実はナレーションもロージェノムなつもりでいた(笑)
ロージェノム声でも感慨はあるけど
ナレーションが老いたシモンだと思うとそれはそれでアレじゃん!
(なにか得体のしれない萌え発生

オカマのアンチエイジングは技術を教えて欲しいよね(切実
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