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2024年11月23日
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◇最終回ラッシュ感想その2

2007年10月02日
DARKER THAN BLACKはマオがすごい好きだった
ずっとクールに語る(声は渋くてかっこいい)猫だったのに
最後の方で敵に話かけられたり捕まったり
ビビりまくっててかわいい
すごい色んな顔した ぷりちーv



敵の部屋で超ビビってたのに
この後ばっくれて「にゃ〜」とか言って
猫のふりして出て行こうとするところがさらにプリチ−v


最終回感想ですが
残っているのが濃ゆいのばかりになってまいりました
今回は 良かったけどなんとなく…‥
というくくりになったような

次回に残った分はちゃんと観てたのが並びます
評価も高め


それにしても
10月からの新番組が萌っぽいのばっかりで絶望した!
萌ものしか商売にならない構図がそういう取捨なんだろうけど
…まあ…ノエインみたいな力作が売れない現実
ノエはマニアックすぎるけど
それこそアニヲタが目をつければいいのにそうじゃないし
アニメ業界の現実はあらゆる意味で厳しそうでなんだかね


良作度☆ネタ度★ 各最高5個
(作画がくずれがないだけでも☆1つはつく。ないのは作画も脚本も崩壊してる場合)

DARKER THAN BLACK【☆☆☆☆】
ロミオ×ジュリエット【☆…ナシかも】
モノノ怪【☆☆☆☆☆★★】
大江戸ロケット【☆☆☆★】
偶然BShでやってた
銀の髪のアギト【星ナシ】



星つけてて思ったけど
あくまで今期の相対評価であって
☆5つでも自分の中での最高ってわけじゃないなと思った
それなりに☆がついてても結構言いたい放題になってるとも思った(笑)
批判よけの判断基準にはならない模様
…すいません…



_____________________

最終回感想ラッ−ッシュ☆



DARKER THAN BLACK
最近のボンズにしてはまとまってたと思う。しかし世界観は全然わからず終いだった。でも画面の見せ方やキャラの立たせ方は上手い。それだけでも24話分見てしまう牽引力がある。ラストの契約者全員集合のところでこれダレだっけ?ってならなかったのは結構すごいことだと思う。あらためてまとめ見したら細かい仕掛けに気が付きそうだ。そういうきめ細かさがみえる。流し見だからだいぶん漏らしてるだろうしなあ。見返す楽しみが見出せそうなのは素敵なことです。

ロミオ×ジュリエット
これは悪いゴンゾですね。グダグダがひどいけど芸になるほどひどくない半端さ(作画がそこそこいいから余計に半端)。覚悟決めてたのにジュリエットの往生際の悪さ、ジュリエットを助ける=世界崩壊だけど敢行しようとするロミオ。その割には死んでるロミオ。それを見たジュリエットがやっとエスカラスの力を使って羽を出す。…えーと、そんな風に意識を持ったままできるなら繭玉になった意味がないような。その上空中に浮いてた大地が水(海?)に軟着陸して国民助かる。その国民は大地が浮いてたの知らなかったらしいよ。よその国と交易はしてなかったのだろうか。なんか設定もキャラクターの理屈も転じることが多すぎてわけがわからん。大公弑逆するのを結論にしておけば良かったんじゃないのか。シェイクスピアのロミジュリひっぱってきた意味がサムライ7よりわからない。実はエスカラスの樹なんかなくても着地しちゃえばなんともなかった事実が、人身御供にされて精霊になってずっと信じて守り続けて来たオフィーリアへの哀れを誘う。一番悲劇なのはオフィーリアだった。

モノノ怪
最終話、同じタイトルなら最初の化猫が良すぎたせいで割を喰った感あり。シリーズ通して美術ヲタには楽しかったけど、ノイタミナ枠の前提である「普段アニメを観ない人がみたくなるアニメ」になったかどうかが全然予測がつかない。解釈によっていかようにもとれる話はあまり一般向けではないというのは個人的見解(そしてそういうのがキライではない私はマニアと呼ばれている…)。最初の化猫のDVDは買いたいが、それ以降はちょっと考えてしまう。でも基本倍速流し見な自分が、これは等速にして画面から目が離せなかったのは事実で、そういう引力はある。薬売りのキャラクターもとても立ってたし。大正時代にはちんどんや扱いにしたスタッフの遊びゴコロがまたいい。今期、私の目にモノノ怪は輝いて見えた。続いたらやっぱりまた見るなー。

大江戸ロケット
最初は楽しかった。赤井ちゃんが好きだった。大人だったら赤井の行動のウラにあるものにどこか共鳴するところはあるように思う。銀さんの優柔不断さもしかり。でも全体としては、舞台脚本を25回のアニメにするのはちょっと無茶だったかなーと思う。舞台ノリは楽しいし、キャラクターもみんな憎めなくて心地はいい。でも他のアニメネタギャグとか時事ネタや内輪ネタは、その瞬間しか存在しない舞台でなら映えるけど、アニメではこの先別のタイミングで見返したらとてつもなくスベるだろう。いうなれば瞬間芸みたいなアニメになってしまった。丁寧に作ってたし、アラも演出で愉快にカバーしてたけど、ネタがかなりのアニヲタじゃないと通用しないセレクトなのも残念ポイント。最後の方は赤井ちゃんがでてくるところ以外スルー気味だった。ストーリーのボリューム的に1クールだったらちょうどよかったんじゃないかなあ。なんか惜しいんだよなあ。音楽も良かったしなあ。



特別枠
銀の髪のアギト
去年のゴンゾ制作劇場版アニメ。CMの時から主人公のへろんへろんな「るーら〜!(ヒロインの名前)」の叫び声で力が抜けたけど、本編も主人公の喋るすべてに力が抜けた。普通の声優使ってくれ頼むから。とにかくキャラクターが地味だ。表情やしぐさにぐっとくるものが全然みあたらない。散々言われてたけど、世界観がナウシカで人物の立ち位置がラピュタだ。しかもすごい劣化だ。「銀の髪の」ってつくからそれが特別のことなのかと思えば、単に強化された人間は全部そうなるらしい。ゴンゾらしく自然法則ももっともらしさも全部すっとばしているのが、テレビシリーズなら笑えるけど劇場版だと痛々しい。とにかく劇場でお金払ってみる価値のある作画でも脚本でもキャラ萌えすらもない、ある意味大冒険アニメ。劇場にこれを配給しようと決断した人が心配になる。



「アギト」といい「ぼくらの」といい「ロミジュリ」といい、最近のゴンゾはなんだかヤバい感じだ。ボンズのグダグダ感とは別種の、根本的なヤバさがある。
例えるなら、マンガやアニメのキャラクターを描く場合、ホンモノの人体をデッサンして実際を知ってデフォルメしていくのが順当な方法だ。でもゴンゾの中の人はいきなりデフォルメから入ってありえない関節の人体を描いていることに疑問を感じないような、フォーマットがグラグラな印象がある。
実際の絵自体はそれなりにちゃんとしてるけど、脚本とかシリーズ構成や世界観がそういう雰囲気なのだ。
なんかまともな理屈すらこねられないのに、これでいいんだ!みたいに自己完結してるところがすごく不安。制作部内で喧々囂々議論とかしてなさそうだ。というかできる人がいなくなってそう…

ゴンゾアニメが結構好きなだけに、この現象はすごく気になる。
会社がヤバいらしいというウワサだが、そのせいでこんな覇気のない作品造りになっているのだろうか。
それじゃますます尻の火が燃えるぞゴンゾ。駄ニメだって好きなのにゴンゾ。最近駄作ばかりで駄ニメとして突き抜けることすらできないのがさびしいぞゴンゾ。 いろいろがんばれゴンゾ。でもスピグラボックスは2万円でも無茶だと思うぞゴンゾ。
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